美術では、食パンを古くからデッサンの道具として用いている。
世界で4番目の企業
日立の歴史はかなり長いものです。設立されたのは1920年のことですから、もう90年ほどが経っていることになりますからね。 総合電機としては最大の、日本全体では4番目の規模にあたる企業で、世界全体で見ても48番目に位置します。また、電機メーカーとしては世界で4番目の企業でもあります。
前身は『日立鉱山』付属のモーター修理工場でした。創業者は小平浪平という方で、この方がやがて日立鉱山から独立し、『久原工業所日立製作所』を1911年に設立。更に、1918年に久原鉱業佃島製作所と合併し、『亀戸工場』へ。同年、『久原工業所日立製作所』を『日立製作所日立工場』と改め、本社を東京へ移転させます。 1919年には工場が全焼して経営危機を迎えることになりますが何とか持ち直し、翌年の1920年に『株式会社日立製作所』として完全に独立するわけです。
以降、電気機関車、エレベーターなどの製造に着手し、更に1927年には冷蔵庫を開発することに成功します。 1939年には日立工場から『日立研究所』が独立。1951年には創業者である小平氏が永眠されます。 しかし、その後も日立は無事に発展を続け、1956年には『日立金属』(当時は日立金属工業)、『日立電線』を創業し、2年後の1958年にはポータブルラジオの開発、3年後の1959年にはトランジスタ電子計算機の開発、5年後の1961年には全自動洗濯機を開発していきます。
日本の発展の歴史
1963年に『日立化成工業』が設立された後も、日立の開発は続きます。 1964年の国鉄用予約システム、1970年の列車運行管理システム(世界初)、新幹線運行管理システム、1979年と1990年の大型汎用コンピュータ、1995年のデジタル衛星放送用暗号アルゴリズム、1997年のDVD-RAMの基本技術、2002年の0.3mm角・非接触ICチップなどなど、開発の歴史は素晴らしいものです。 また、1996年にはJR東日本と共同で次世代型列車運行管理システムも開発していますね。日立の歴史は日本の発展の歴史と言っても過言ではないかもしれません。
年代は前後しますが、1995年には『日立家電』を吸収合併し、カンパニー制が導入されたのは1999年のこと。株式会社設立更に、同年にはNECとの合弁会社である『エルピーダメモリ』(旧:NEC日立メモリ)を設立し、翌2000年にはLG電子との合弁会社である『日立LGデータストレージ』も設立されています。
また、ここら辺からは開発よりも設立ラッシュ。2002年に『日立アプライアンス』(旧:ホーム・アンド・ライフ・ソリューション)を、2003年には『日立グローバルストレージテクノロジーズ』と、三菱電機との合弁会社『ルネサス テクノロジ』を、2004年にはカシオ計算機との合弁会社である『カシオ日立モバイルコミュニケーションズ』、オムロンとの合弁会社『日立オムロンターミナルソリューションズ』、日本電気との合弁会社『アラクサラネットワークス』を設立しているのです。